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← AIバブル解剖/週次ノート · 10/19 週

水曜と金曜の下落を分解する — 10/19 週のシナリオと Team REDFOX の戦略

2026-10-18 (日) 作成。価格は 2026-10-16 (金) の終値。確率はすべて主観確率で、 月曜早朝の気配や新しい報道で更新する前提。売買計画は Team REDFOX の仮想ファンドの建玉計画で、 実弾の売買指示ではない。グラフの数字は当サイトのデータ (Twelve Data・FRED) から計算し、CDS・AI 関連スプレッド・指数の現物水準・CTA の分岐点は報道ベース (出典は末尾)。
3 行で
  1. 水曜 (10/14) は AI の信用不安 (コアウィーブ) と CPI の上振れが同じ日に来た。半導体 -4.5%、韓国株 -4.0%。米長期債は買われた。
  2. 金曜 (10/16) は性格が違う。半導体 (SOXX) は -4.1% で、SOX 指数は 8 日続落 (報道)、原油は +3.9% で 100 ドル超。株安なのに長期債はほぼ動かず (+0.1%)、S&P500 は CTA の短期分岐点 7,704 を割った。
  3. 売られたのは AI で、市場全体ではない。週間で Nasdaq100 -5.5%、ダウ +0.6%。月曜は小幅反発 (40%) が最有力だが、日経は下窓で始まる可能性が高い。最初の判定は 10/22 (木) 05:00 のメタ決算。
01 · 今週の騰落

今週、何がどれだけ動いたか

半導体 -11.8%、韓国株 -15.1% が突出。原油は +11.8% と逆方向に大きく動き、ダウはプラスで引けた。前週金曜の終値比。

ETF は指数の代理 (SPY = S&P500、QQQ = Nasdaq100、DIA = ダウ、EWJ = 日本株のドル建て)。原油・金・為替は平日の終値。

水曜と金曜の 1 日の騰落 (前日終値比)
銘柄水 10/14金 10/16週間
Nasdaq100 (QQQ)-1.97%-2.50%-5.52%
半導体 (SOXX)-4.50%-4.14%-11.80%
S&P500 (SPY)-1.08%-1.11%-1.97%
ダウ (DIA)-0.11%-0.40%+0.58%
韓国株 (EWY)-4.04%-3.70%-15.12%
日本株・ドル建て (EWJ)-1.52%-0.58%-3.05%
ハイイールド債 (HYG)-0.36%-0.35%-0.48%
米長期債 (TLT)+0.66%+0.10%+2.65%
WTI 原油+0.47%+3.92%+11.76%
金-1.51%-0.17%-0.65%
ドル円-0.03%-0.07%-0.16%
豪ドル円-0.19%+0.32%-0.77%
ドルスイス+0.25%-0.38%-0.70%
02 · 推移

半導体は 10/6 から毎日下げている

09/30 = 100 として指数化。SOXX は 10/6 (−0.01%) から 9 営業日続けて下げ、86.8 まで来た (SOX 指数では 8 日続落と報道)。ダウは同じ期間で 102.1。水曜と金曜で段差がつく。

半導体 (SOXX)Nasdaq100 (QQQ)S&P500 (SPY)ダウ (DIA)
場中の動き (1 時間足、前週金曜の終値比)
半導体 (SOXX)Nasdaq100 (QQQ)S&P500 (SPY)

赤い帯 = 水曜と金曜の場中。時刻は米東部時間。水曜は寄りから下げ続けて戻らなかった。木曜は寄りで一段安のあと引けにかけて戻したが、水曜の終値は回復せず、金曜にもう一段下がった。

03 · 2 つの下落

水曜は「信用」、金曜は「節目割れ + 原油」

同じ −1% 台の S&P500 でも、引き金と債券・原油の反応が違う。水曜は株安で債券が買われる普通のリスク回避。金曜は株安でも金利が下がらない、インフレ型の下落。

水曜 10/14金曜 10/16
引き金コアウィーブ・ショック (CDS の急拡大、AI 関連ハイイールド債・データセンター債のスプレッド拡大、プライベート・クレジットの解約制限) + 9 月 CPI の上振れSOX 指数の 8 日続落 (報道) が指数の節目を割る。S&P500 が CTA 短期分岐点 7,704 を下回る。中東リスクで原油 100 ドル超
先導半導体 -4.5% / 韓国 -4.0% / Nasdaq100 -2.0%半導体 -4.1% / 韓国 -3.7% / Nasdaq100 -2.5%
米長期債 (TLT)+0.7% = 買われた+0.1% = ほぼ動かず
原油 (WTI)+0.5%+3.9% → 101.61 ドル (Twelve Data 終値)
金-1.5%-0.2%
ダウ-0.1%-0.4%
性格リスク回避 (債券買い)インフレ型 (株安・金利高止まり・原油高)
水曜の詳細
  • 9 月 CPI: 総合 前月比 +0.6% / 前年比 +3.7% (予想 3.6%)、コア 前年比 +2.6% (予想 2.5%)。ガソリン +9.1%
  • 発表直後に米 10 年債は一時 5.33%、ドル円は 158.949 円まで上げたが定着せず
  • ハイイールド債全体 (FRED) は 10/13 の 316bp → 10/14 の 325bp
  • 10/16 時点 (報道): AI 関連ハイイールド債のスプレッドは 2 日で +25bp の約 360bp (過去最大の拡大)。コアウィーブの CDS は約 1,140〜1,194bp。AI 以外 (BB/B、CCC を除く) は約 250bp で横ばい
金曜の詳細
  • S&P500 7,659 で引け。CTA の分岐点は短期 7,704 を割り、次は中期 7,493
  • VIX は 19.99 で引け (日中高値 22.31)。SKEW は 10/15 に 160.45 で過去 60 日の最高
  • ブレント 12 月限 109.86 ドル、WTI 11 月限 101.41 ドル (10/20 が取引最終日)
  • 日経の夜間先物は 63,630 円で、現物 65,324 円より約 1,700 円安い。日経 VI は 32.17
04 · 節目

割れたのは 50 日線。200 日線はまだ 5% 下

SPY の終値 763.25 は 50 日線 768.5 を割ったが、100 日線 757.62 より上、200 日線 725.01 より約 5.3% 上にある。CTA 短期分岐点 (7,704) は割れたが、長期のトレンドはまだ崩れていない。

SPY 終値50 日線100 日線200 日線

訂正: 週末の引き継ぎ資料には「S&P500 が 50・100・200 日線をすべて割った」とあったが、当サイトの SPY 日足から計算すると割れているのは 50 日線だけ。 資料の移動平均 (50 日 7,761 / 100 日 7,746 / 200 日 7,706) に対し、SPY から S&P500 に換算すると 50 日 約 7,712 / 100 日 約 7,603 / 200 日 約 7,275(換算比は 10/16 の S&P500 7,659 ÷ SPY 763.25)。このページは実データの側に合わせた。移動平均は取引日ベース。

05 · 信用とボラ

信用の悪化は、まだ AI の中にとどまっている

ハイイールド債全体のスプレッドは水曜に跳ねたが 330bp を超えていない。崩壊に向かうかどうかは、これが AI の外へ広がるかで決まる。

ハイイールド債スプレッド (全体, bp)323bp
VIX16.46
米 10 年債利回り (%)5.10%

FRED の公表は 1 営業日遅れのため、最終日は 2026-10-15。10/16 の VIX 終値 19.99 はまだ反映されていない。全体のスプレッドは CCC と AI 関連を含む。報道の「AI 以外 (BB/B) 約 250bp」とは定義が違うので直接は比べられない。

06 · 月曜のシナリオ

最有力は小幅反発 (40%)。ただし日経は下窓

週末に交渉の破綻も要人の火消しもなかった。日曜の原油の気配は −0.7〜0.8% だが、新しい材料は確認できず、薄商いと安堵によるものと判断した。

S1織り込み済みで小幅反発40%

金曜の下落で一旦は出尽くし。押し目買いと売りの踏み上げ

株
S&P500 は 7,680〜7,720 へ戻るが 7,704 の回復は甘い
原油
高値圏でもみ合い
金
横ばい
為替
ドル円 158 円台でもみ合い
S2AI 関連の信用不安の第 2 波25%

コアウィーブの債券安、プライベート・クレジットの悪い話が続く

株
Nasdaq100 と半導体が先導して下落。S&P500 は 7,600 割れを試す
原油
景気懸念で小幅安
金
換金売りで一時安
為替
円買い。クロス円安
S3原油主導のリスク上昇20%

ホルムズでの攻撃、サウジ施設への被弾

株
全面安 (金利とインフレ経由)
原油
ブレント 110〜112 ドルを試す。上値抵抗 114.5〜115
金
金利高で重い
為替
ドル高。ドル円は介入ゾーンへ接近
S4緊張緩和のサプライズ10%

イランの正式回答、部分合意、ホルムズの暫定再開

株
大幅反発。売りの踏み上げ
原油
急落 (−5〜10 ドル)
金
小幅安
為替
リスク選好。クロス円高
S5円の急騰・介入5%

ドル円が 158.6〜160 円に入り、当局が実弾介入

株
日経は円高でさらに安
原油
影響小
金
小幅高
為替
ドル円は 3〜5 円急落
S&P500 の方向
下落 50% / 横ばい 15% / 上昇 35%
ブレントの方向
上昇 40% / 横ばい 35% / 下落 25%
日経の寄り付き
約 63,400〜63,600 (−1,700〜−1,900 円)
07 · 中期レジーム

調整で終わるか、バブル崩壊の起点か

メインの見立ては「調整で終わる」50〜55%。Fable (別の AI エージェントが独立に作った見立て) と突き合わせると、崩壊の確率はメイン 20〜25%、Fable 30% と割れている。どちらかに寄せず両方を出す。Fable が弱気なのは、信用市場が株より先に悪化しているから (2007 年もハイイールド債が株より半年早く崩れた)。

メイン (レンジ中央)Fable市場の織り込み (Fable 推定)
レジームメインFable市場の織り込み (Fable 推定)定義
調整で終わる50〜55%40%50%S&P500 が約 −10% (7,050〜7,150)、Nasdaq100 が約 −15% (約 26,600) まで下げ、中間選挙後に回復
早めに回復 (V 字)20〜25%15%20%10/16〜19 で底をつけ、年末に高値を更新
バブル崩壊の起点20〜25%30%15〜20%S&P500 が −20% 超、Nasdaq100 が −30% 超を数か月かけて。信用不安が他の分野へ広がる
スタグフレーション・金利ショック(他に含む)15%10〜15%ブレント 120 ドル超、10 年債 5.33% 超、FOMC が追加利上げ。株は全面安、金は下落、ドルは上昇

メインはレンジの中央をグラフにした。スタグフレーションはメインでは他のレジームに含めている。

崩壊寄りに切り替える目安 (3 つ以上で確信)

元資料の 9 項目。2 つの条件を持つ項目も 1 項目と数える。バーは判定ラインまでの近さで、25% 以上離れていれば空、到達で満タン、80% を超えると色がつく。値は 10/16 時点。

1AI 以外のハイイールド債 (BB/B、CCC を除く) スプレッド報道ベース
線: 300bp 超 (広がりの証拠。最重要)
10/16: 約 250bp で横ばい
250bp → 線 300bpあと 20.0%
2AI 関連のハイイールド債スプレッド報道ベース
線: 450bp 超
10/16: 約 360bp
360bp → 線 450bpあと 25.0%
3コアウィーブの CDS報道ベース
線: 1,500bp 超、または債券価格 70 セント割れ
10/16: 約 1,140〜1,194bp (ソースで食い違い)。2030 年債の利回り約 16%
1,140〜1,194bp → 線 1,500bpあと 25.6%
バーはレンジの上の端 (1,194) で計算
4Oracle の CDS (5 年)報道ベース
線: 250bp 超
10/16: 288bp (10/15 終値、過去最高。1 週前は 260bp)
288bp → 線 250bp点灯
資料では未取得。今回の調査で追加: S&P Global Market Intelligence と LSEG のデータを引いた報道 (Securitas Global、10/15)
5S&P500報道ベース
線: 週足の終値で 7,493 割れ (CTA 売り約 −1,440 億ドルの想定)
10/16: 7,659
7,659 → 線 割れ 7,493あと 2.2%
6Nasdaq100 と VIX報道ベース
線: Nasdaq100 が 28,000 割れ、VIX が 28 超、VIX の期間構造が先の限月まで逆転
10/16: 29,213 / 19.99。期間構造の逆転は 10 月限とその次の関係だけ
Nasdaq10029,213 → 線 割れ 28,000あと 4.2%
VIX19.99 → 線 28あと 40.1%
7プライベート・クレジット報道ベース
線: Blue Owl 以外でも解約制限、BDC の純資産価値の引き下げ
10/16: Blue Owl のみ。Hyperion 債は 91 セント割れ
8AI の資金調達報道ベース
線: Anthropic の S-1 公開の遅れ (10/23 が実務上の期限)、評価額 1.5 兆ドル未満、上場延期
10/16: 評価額は 2 兆 → 1.5 兆ドルに低下との報道
9為替・日経一部報道ベース
線: ドル円 155 円割れ (円キャリーの巻き戻し加速)、日経 60,000 割れ
10/16: 158.00 / 夜間先物 63,630
ドル円158円 → 線 割れ 155円あと 1.9%
日経63,630円 → 線 割れ 60,000円あと 5.7%

点灯は 1 項目: Oracle の CDS (288bp、線は 250bp)。近いのは S&P500 (7,493 まであと約 2%)、ドル円 (155 円まであと約 2%)、Nasdaq100 (28,000 まであと約 4%)。AI 以外のハイイールド債 (最重要) はまだ 20% 離れている。今は「価格と AI 関連の信用は崩壊に近いが、AI の外の信用はまだ調整の範囲」。

最初の判定: 10/22 (木) 05:00 メタの決算

崩壊寄り
設備投資の見通しを下方修正
半導体需要の天井を確認。崩壊確率は 40% 超へ
→ 日経と Nasdaq100 の売りを増やす
崩壊寄り
設備投資を上方修正、株価は下落
投資が罰せられる局面。AI 関連の信用が悪化。やはり崩壊寄り
→ 半導体が短期に反発しても戻り売り
売りを縮小
設備投資を上方修正、株価は上昇・SOX +4% 超
V 字回復を警戒
→ 売りを縮小
08 · Team REDFOX の戦略

中核 2 本 + 指値 2 本。すべて半分のサイズから

中核は「ドル円の売り」と「Nasdaq100 売り + ダウ買い」。これに S&P500 と日経の戻り売りを指値で加える。この 4 本は調整・崩壊・スタグフレーション (合計約 85%) で利益になり、V 字回復 (約 15%) で小さく負ける構造 (Fable の試算)。

ドル円の売り中核①

158.6〜160 円に当局の上限があり、逆行しても損失が構造的に小さい。今週で最も非対称な取引

エントリー
158.0〜158.8
損切り
160.6 (介入ゾーンの上)
目標
154 で半分利確 → 損切りを 157 へ。崩壊なら 150 → 147
サイズ
半分から
調整 ○崩壊 ◎V 字 △スタグ △
Nasdaq100 売り + ダウ買い (ペア)中核②

売られているのは AI で、市場全体ではない (週間の実績はページ上部)。方向でなく差を取る

エントリー
比率 0.562 (29,213 ÷ 52,002)
損切り
比率 0.585
目標
調整なら 0.53、崩壊なら 0.50
サイズ
半分から
調整 ○崩壊 ◎V 字 ✕スタグ ○
S&P500 の戻り売り (指値)追加③

割れた分岐点への戻りは、CTA の売りが待つ場所。届かなければ建てない

エントリー
7,680〜7,720 (CTA 短期分岐点 7,704)
損切り
7,800
目標
7,493 → 調整なら 7,100
サイズ
通常の 4 分の 1〜半分
調整 ◎崩壊 ◎V 字 ✕スタグ ○
日経の戻り売り (指値)追加④

アドバンテスト・東京エレクトロン・SBG で指数の約 25%。Nasdaq100 より効率のよい AI の売り先。日経 VI は VIX の約 1.6 倍

エントリー
64,500 以上 (窓埋めの戻り)
損切り
67,500
目標
60,000 → 55,000 (崩壊なら 50,000)
サイズ
ファンドの 3〜5% のリスクまで。最初は半分
調整 ○崩壊 ◎V 字 —スタグ —

サイズは引き継ぎ資料の文言のまま。◎ = 大きく効く / ○ = 効く / △ = 小さく負ける / ✕ = 負ける / — = 資料で評価なし。

リスクの上限
  • リスク回避方向の 4 本は合計 2% 以内。相関は 0.7〜0.85 で、分散しているように見えて実質 1 本
  • ただし資料では日経売り (④) 単独で「3〜5% まで」とあり、この 2% 枠と食い違う。未解決のまま両方を載せる
  • ファンド全体の同時リスクは 3% 以内。1 取引をフルサイズで損切りしたときの損失は 0.75〜1%
  • 指数は「5% 逆に窓を開けて 1% の損失」になる元本まで
  • 決算と FOMC の直前は、関連するポジションを半分にする
損切りの動かし方
  • 指数の売りは、最初の目標に届いたら損切りを建値へ。その後は ATR(14) × 2 で追う
  • 10 日たっても含み益が出ないものは決済
  • ドル円の売りは保有コスト年約 −2.65% (Fable の概算) (30 日で約 55pips)。目標 400〜800pips に比べて小さい
  • V 字の条件 (下記) がそろったら売りはすべて解消

曜日ごとの動き (レジームが定まる前)

日やることその日のイベント
10/19 (月)建てるのは中核①②の半分だけ。日経 64,500 以上、S&P500 7,680〜7,720 に指値を置いて待つ。寄りの窓は追わない11:00 中国 7〜9 月期 GDP (予想 +4.4%)・鉱工業生産・小売。23:00 米 NAHB
10/20 (火)S&P500 が日足で 7,704 を回復できなければ③を予定サイズまで。回復したら③は見送る。原油には触らないフランス予算の歳入部分の採決、WTI 11 月限の取引最終日、ネットフリックス決算
10/21 (水)夜に Nasdaq100 関連を半分に落としてメタ決算を迎える (日経売りを含むこのグループで合計 1% 以内)15:00 英 CPI (予想 3.4%)、米 20 年債入札。不調で 10 年債 5.20% 超ならスタグフレーション警戒
10/22 (木) 05:00最初の判定。メタの分岐表どおりにサイズ調整メタ、テスラ、Lam Research、Texas Instruments。同日 Blackstone (プライベート・クレジット)
10/23 (金)CFTC (10/20 時点) でレバレッジドファンドが売りを足したか買い戻したかを確認08:30 日本 9 月全国 CPI、ムーディーズのフランス格付け見直し、Anthropic の S-1 公開の実務上の期限

レジームが決まった後

レジーム条件・時期やること
調整 · 第 1 局面10/19〜10/28 ごろ (下落が終わるまで)S&P500 の戻り売り、ドル円の売り (155〜156 で止まる想定)、ペアを継続
調整 · 第 2 局面10/28 FOMC 〜 11/3 中間選挙の後ラッセル買い 2,450〜2,550 (条件: S&P500 が 7,000〜7,200 に届き VIX 28 超からピークをつけた後、または 50 日線を回復したとき。損切り −5%、目標 +15〜20%)。Nasdaq100 買い 26,500〜27,500 (損切り 25,800、目標 30,000 → 31,300)。日経買い 58,000〜61,000 (損切り 56,500、目標 66,000 → 68,000)。豪ドル円買い 104〜106 (損切り 102、目標 110)
崩壊HY (AI 以外) 300bp 超などの点灯が 3 つ以上日経と Nasdaq100 の売りを増やす。信用不安 → レバレッジ解消 → 円キャリーの巻き戻し の連鎖が収益源。金の買いは 10 年債 4.80% 割れと FOMC の利上げ姿勢取り下げまで待つ
V 字10/22 までに S&P500 が 50 日線 (資料 7,761 / SPY 換算 約 7,712) を終値で回復、SOX が 1 日で +5%、VIX 17 未満売りをすべて解消。Nasdaq100 が 30,000 を超えたら買いに切り替える
スタグフレーションブレント 115 ドル超 (終値)、10 年債 5.33% 超、FOMC で利上げ示唆株の売りを維持。ドルスイスの売りはやめる。ラッセル買いの計画は凍結

やらないこと

やらない理由
月曜の寄り付きの窓を成行で追う日経の約 −3% の下窓をそのまま売らない。戻りを指値で待つ
金を暴落のヘッジとして買う実質金利が約 3% で FRB は利上げ局面。資金運用業者の買い越し 107k 枚が残る
ラッセルを売るレバレッジドファンドの売り越しが 2023 年以来最大。踏まれる側に立つ
原油を「景気後退の取引」として売って持ち越す期近高でロール月約 −2.4%。Eurasia Group は悪化確率を 35% → 65% に
ドル円を 158〜160 円でスワップ狙いに買う介入ゾーンの中で買う理由がない
「10/16〜19 が底」に全力で乗る50 日線の回復か VIX 30 超の投げ売りのどちらかを見るまで指数は買わない
メタ決算 (10/22) と FOMC (10/28) をフルサイズで迎える直前は関連ポジションを半分に
ナンピン日経 VI 32 では、方向が正しくても一時的に −5% は普通に起きる
スイスフラン円を売買するどちらも安全通貨で優位性がない。売り案は 188.3 → 191.8 で失敗済み
09 · 銘柄別

7 銘柄のシナリオ × 確率 × 売買

ドル円・ユーロドル・ドルスイス・Nasdaq100・日経・金・原油について、月曜シナリオごとにどう動き、どう売買するか。確率は S1〜S5 を銘柄ごとに足し上げたもの。各行の「資料」「追加」は出典の区別で、「追加」は資料からの推定か当サイトのデータからの計算。

一覧: 月曜シナリオごとの向き (↑ 上 / → 横 / ↓ 下 / — 資料に記載なし)
銘柄目線S140%S225%S320%S410%S55%下 / 横 / 上
ドル円売り目線→↓↑↑↓30 / 40 / 30 一部追加
ユーロドル様子見→→↓→↑20 / 75 / 5 一部追加
ドルスイス様子見→↑↑↓↓15 / 40 / 45 一部追加
Nasdaq100売り目線↑↓↓↑↑45 / 0 / 55 一部追加
日経平均売り目線→↓↓↑↓50 / 40 / 10
金様子見→↓↓↓↑55 / 40 / 5
原油様子見→↓↑↓→35 / 45 / 20

確率は月曜シナリオ (S1 40% / S2 25% / S3 20% / S4 10% / S5 5%) を、各銘柄がその場合に動く向きで足し上げたもの。新しい確率は作っていない。 資料に記述がない向きは、過去 5 年 (2021-10-18〜2026-10-16) の似た日に上昇した割合で決めた (60% 以上 = 上、40% 以下 = 下、その間 = 横)。その銘柄は「一部追加」。

  • S1 に似た日 = 前日に S&P500 (SPY) が −1% 以下 → 当日 +0.2〜1.5% (45 日)
  • S2 に似た日 = Nasdaq100 (QQQ) −1.5% 以下かつ半導体 (SOXX) −2.5% 以下 (97 日)
  • S3 に似た日 = WTI +3% 以上かつ S&P500 (SPY) −0.5% 以下 (40 日)
  • S4 に似た日 = S&P500 (SPY) +1.5% 以上 (84 日)
  • S5 に似た日 = ドル円 −1.5% 以下 (26 日)

ドル円

売り目線

戻り売り。上は当局が蓋、下は円キャリーの巻き戻し。損失が小さく利益が大きい、今週いちばん非対称な取引

月曜シナリオから足し上げた向き (向きの一部は追加)
S140%→158 円台でもみ合い過去の似た日 45 日: 上昇 60% / 平均 +0.04%中核①の半分を 158.0〜158.8 に指値。損切り 160.6 資料
S225%↓円買い過去の似た日 97 日: 上昇 52% / 平均 -0.1%建っていれば保有。157.43〜157.55 割れで 157.00 / 156.69 へ 資料
S320%↑ドル高。介入ゾーンへ接近過去の似た日 40 日: 上昇 60% / 平均 +0.05%損切り 160.6 は動かさない。介入ゾーン (158.6〜160) の中では買わない 資料
S410%↑小幅高 (資料はクロス円高のみ。向きは過去の似た日から)過去の似た日 84 日: 上昇 61% / 平均 +0.04%160.6 の損切りのまま持つ。V 字なら損切りで約 1.5% の損 (資料の試算)。それ以上は負けない設計 追加
S55%↓3〜5 円の急落 (介入)過去の似た日 26 日: 上昇 0% / 平均 -2.1%154 で半分利確し、残りの損切りを 157 へ。崩壊に移るなら 150 → 147 資料
根拠
  • 介入の警戒ゾーンは 158.6〜160 円 資料
  • 実データでは 7/30 に 163.4 から 1 日で −3.89 円、9/3 に 158.7 から −2.91 円の急落。どちらも介入かどうかはこのデータでは判別できないが、163 円台と 158〜160 円台で 1 回ずつ、1 日 3 円規模の急落が起きている 追加
  • 大手銀行・保険は 4〜8 月に国債を約 5.4 兆円買い越し、9 月に銀行は外債を約 2.5 兆円売り越し。米金利が上がっても円安が進みにくい 資料
  • 日米 10 年金利差は 216bp。日銀の 12 月利上げ確率は約 75% 資料
判断の線
  • 160.6損切り (介入ゾーンの上) 資料
  • 159.47 / 158.95158.58〜160 で定着したときの上値 資料
  • 158.6〜160介入の警戒ゾーン 資料
  • 158.0〜158.8売りの帯 (中核①) 資料
  • 157.43〜157.55割れると 157.00 / 156.69 へ 資料
  • 155割れると円キャリーの巻き戻しが加速 (崩壊の判定ライン) 資料
  • 154半分利確 資料
  • 150 → 147崩壊の場合の目標 資料
今週の材料
  • 10/21 08:50 日本 9 月貿易統計
  • 10/23 08:30 日本 9 月全国 CPI
  • 10/28 FOMC (据え置き約 85%)
  • 10/29〜30 日銀会合
  • 片山財務相・三村財務官の発言
やらない
  • 158〜160 円でスワップ狙いに買う
  • 介入の急落を成行で追いかけて売る

ユーロドル

様子見

10/23 (ムーディーズ) までは触らない。短期勢は売り、長期勢は買いでねじれていて、どちらに走っても踏まれる側が出る

月曜シナリオから足し上げた向き (向きの一部は追加)
S140%→ほぼ動かない (過去の似た日から)過去の似た日 45 日: 上昇 42% / 平均 -0.04%触らない 追加
S225%→ほぼ動かない (過去の似た日から。「ドル安型」でもユーロは上がっていない)過去の似た日 97 日: 上昇 47% / 平均 +0.01%触らない。短期勢 (−68k 枚) の売りが多く、売りは踏まれやすい 追加
S320%↓ドル高で下落 (過去の似た日から)過去の似た日 40 日: 上昇 28% / 平均 -0.2%触らない。長期勢 (+200k 枚) の押し目買いが入りやすく、下は伸びにくい 追加
S410%→ほぼ動かない (過去の似た日から)過去の似た日 84 日: 上昇 49% / 平均 -0.07%触らない 追加
S55%↑上昇 (円急騰の日はドル全面安。過去の似た日から)過去の似た日 26 日: 上昇 73% / 平均 +0.41%触らない 追加
根拠
  • CFTC: レバレッジドファンド −68k 枚の売り越し、アセットマネージャー +200k 枚の買い越し 資料
  • 実データ: 直近 20 日は高値 1.1496・安値 1.1114 で、10/16 は 1.1239。50 日線 1.1469 の下で、月単位ではドル高。今週だけは +0.3% でドル安 追加
  • 仏独国債スプレッドは 137.4bp。フランス予算と格付けが材料 資料
  • 10/23 のムーディーズ (Aa3 / ネガティブ) の後なら、崩壊の場合の候補としてユーロ円の売り (下の表) 資料
判断の線
  • 1.149620 日高値 追加
  • 1.146950 日線 追加
  • 1.123910/16 終値 追加
  • 1.111420 日安値 (60 日でも最安) 追加
  • ユーロ円 177〜179崩壊の場合の売り帯 (Fable)。損切り 181.5、目標 170。10/23 の後 資料
  • ユーロ円 176.2020 日安値。割れるとユーロ円の下落の確認 (追加) 追加
今週の材料
  • 10/20 フランス予算の歳入部分の採決 (否決なら仏独スプレッド拡大 → ユーロ円経由の円買い)
  • 10/21 ラガルド・ナーゲル講演
  • 10/23 ムーディーズのフランス格付け見直し (日本時間の土曜早朝)
  • 10/28〜29 ECB 理事会
やらない
  • フランスの材料でユーロドルを売る (短期勢が既に売り過多)
  • 10/23 より前にユーロを建てる

ドルスイス

様子見

主力にしない。資料は崩壊時の「ドル売り・フラン買い」を候補に挙げるが、過去 5 年の AI 主導の下げではドルスイスはむしろ上がっている。ヘッジとして当てにしない

月曜シナリオから足し上げた向き (向きの一部は追加)
S140%→ほぼ動かない (過去の似た日から)過去の似た日 45 日: 上昇 56% / 平均 +0.03%建てない 追加
S225%↑むしろ上昇 (過去の似た日から。資料の「フラン買い」とは逆)過去の似た日 97 日: 上昇 64% / 平均 +0.01%崩壊寄りの判定が 3 つそろったら 0.826〜0.832 への戻りで売る案 (Fable)。損切り 0.845、目標 0.800。ただし過去の AI 主導の下げではフランは買われていないので優先度は低い 追加
S320%↑ドル高で上昇 (過去の似た日から)過去の似た日 40 日: 上昇 72% / 平均 +0.15%売らない。スタグフレーションに進むなら売りはやめる (資料) 追加
S410%↓下落 (過去の似た日から)過去の似た日 84 日: 上昇 37% / 平均 -0.16%建てない 追加
S55%↓急落 (円急騰の日はドル全面安。過去の似た日から)過去の似た日 26 日: 上昇 0% / 平均 -1.11%建てない。円とフランが同時に買われる日 追加
根拠
  • 米国発のショックでドル安型のリスク回避。ヘッジは円とスイスフランの買いで取る 資料
  • CFTC: スイスフランはレバレッジドファンドが −14.9k 枚の売り越し。リスク回避のフラン買いで踏み上げが出やすい 資料
  • 実データ: 今週 −0.7%。10/16 の終値 0.8241 は売りの帯 (0.826〜0.832) より下で、建てるには戻りを待つ必要がある 追加
  • 保有コストは年約 −3.9% (30 日で約 0.33%) 資料
判断の線
  • 0.845損切り (Fable) 資料
  • 0.839520 日高値 追加
  • 0.826〜0.832売りの帯 (Fable、崩壊の場合) 資料
  • 0.818450 日線・20 日安値 追加
  • 0.800目標 (Fable) 資料
今週の材料
  • 10/28 FOMC
やらない
  • スイスフラン円を売買する (どちらも安全通貨。売り案は 188.3 → 191.8 で失敗済み)

Nasdaq100

売り目線

AI の売りの本命。ただし単独ではなく「ダウ買い」と組んで差を取る。メタ決算 (10/22) の前に半分へ

月曜シナリオから足し上げた向き (向きの一部は追加)
資料の方向確率

右は資料の S&P500 の方向確率 (Nasdaq100 単独の値は資料にない)。左の足し上げは S1 の小幅反発を「上」に数えているので上が厚くなる

S140%↑小幅反発過去の似た日 45 日: 上昇 91% / 平均 +1%ペア (Nasdaq100 売り + ダウ買い) を比率 0.562 で半分建てる。単独の売りは崩壊に傾いた場合の Fable 案 (30,000〜30,500 への戻り) 追加
S225%↓半導体と先導して下落過去の似た日 97 日: 上昇 0% / 平均 -2.71%ペアを保有。比率 0.53 (調整) / 0.50 (崩壊) へ。単独の売りは戻りがなければ追わない 資料
S320%↓全面安 (金利とインフレ経由)過去の似た日 40 日: 上昇 0% / 平均 -1.61%ペアを保有。スタグフレーションでもペアは効く (資料の評価 ○) 資料
S410%↑大幅反発・売りの踏み上げ過去の似た日 84 日: 上昇 100% / 平均 +2.8%比率 0.585 で損切り。V 字の条件がそろえば売りは全部やめ、30,000 超で買いに転換 資料
S55%↑小幅高 (過去の似た日から)過去の似た日 26 日: 上昇 62% / 平均 +0.24%変えない 追加
根拠
  • 実データ: 今週 Nasdaq100 (QQQ) −5.5%、ダウ (DIA) +0.6%。売られたのは主に AI 追加
  • AI 関連の信用 (コアウィーブの CDS、AI 関連ハイイールド債) が株より先に悪化している 資料
  • 10/22 05:00 のメタ決算が最初の判定。設備投資の下方修正なら崩壊確率は 40% 超へ 資料
判断の線
  • 31,400単独売りの損切り (Fable) 資料
  • 30,000〜30,500単独売りの戻り売り帯 (Fable、崩壊の場合)。30,000 超は V 字なら買い転換の線 資料
  • 29,21310/16 (CFD) 資料
  • 28,000崩壊の判定ライン (VIX 28 超とセット) 資料
  • 26,600調整の目標 (約 −15%) 資料
  • 26,500〜27,500第 2 局面の買い帯。損切り 25,800、目標 30,000 → 31,300 資料
  • 24,000崩壊の場合の目標 資料
  • 比率 0.562 / 0.585 / 0.53 / 0.50ペアの建値 / 損切り / 調整の目標 / 崩壊の目標 資料
今週の材料
  • 10/20 ネットフリックス決算
  • 10/21 夜 (日本時間 22 日 05:00) メタ・テスラ・Lam Research・Texas Instruments
  • 10/22 Blackstone (プライベート・クレジット)
  • 10/23 Anthropic の S-1 公開の実務上の期限
やらない
  • メタ決算をフルサイズで迎える
  • 「10/16〜19 が底」に全力で乗る

日経平均

売り目線

戻り売り。月曜は下窓で始まるので、窓埋めの戻り (64,500 以上) を待って売る。AI の売り先として Nasdaq100 より効率がいい

月曜シナリオから足し上げた向き

過去の似た日は日本株 ETF (EWJ・ドル建て) で代用。円の動きを含む

S140%→下窓で始まり、その後戻る過去の似た日 45 日: 上昇 78% / 平均 +0.65%64,500 以上の戻りに売りの指値 (最初は半分)。損切り 67,500 資料
S225%↓下落 (AI の売り)過去の似た日 97 日: 上昇 9% / 平均 -1.49%戻らずに 63,000 を割れたら、追随は予定の半分まで。目標 60,000 → 55,000 資料
S320%↓全面安過去の似た日 40 日: 上昇 18% / 平均 -1.05%S2 と同じ。60,000 割れは崩壊の判定ライン 資料
S410%↑大幅反発過去の似た日 84 日: 上昇 93% / 平均 +1.68%指値は届けば建つが、損切り 67,500 は動かさない 資料
S55%↓円高でさらに安過去の似た日 26 日: 上昇 65% / 平均 +0.62%代用の EWJ はドル建てで、円高の日は上がって見える。日経 (円建て) の向きとは比べられないドル円の売りと同じ方向に効く。Nasdaq100 売り・ペア・ドル円売りと合わせた 4 本で合計 2% 以内。日経単独の「3〜5%」とは資料内で食い違う (08 章) 資料
根拠
  • アドバンテスト・東京エレクトロン・ソフトバンクグループで指数の約 25%。SBG は OpenAI への実質的なレバレッジ 資料
  • 夜間先物 63,630 は現物 65,324 より約 1,700 円安く、寄り付きは約 63,400〜63,600 の想定 資料
  • 日経 VI 32.17 は 1 日の 1 標準偏差で約 2.0% (約 1,300 円) に相当。損切り幅 3,000 円はその 2.3 倍 追加
  • 日経平均の日足は FRED (接続拒否) と Stooq (ブラウザ認証) から取得を試みたが取れなかった。グラフと値幅の統計は出していない 追加
判断の線
  • 67,500損切り 資料
  • 67,000 / 65,300抵抗 資料
  • 64,500 以上戻り売りの指値 資料
  • 63,400〜63,600月曜の寄り付きの想定 資料
  • 63,000支持。割れて引けて日経 VI 35 超なら崩壊確率 +5% 資料
  • 60,000支持・崩壊の判定ライン・最初の目標 資料
  • 58,000〜61,000第 2 局面の買い帯。損切り 56,500、目標 66,000 → 68,000 資料
  • 55,000 / 50,000目標 / 崩壊の場合の目標 資料
今週の材料
  • 10/19 15:00 大引け (日経 VI 35 超かつ 63,000 割れで崩壊寄り)
  • 10/22 ディスコ決算
  • 10/23 ファナック決算・日本 9 月全国 CPI
  • 10/29〜30 日銀会合
やらない
  • 寄り付きの窓を成行で追う
  • ナンピン
  • 「割安」だからと買う

金

様子見

今は持たない。実質金利が高く FRB が利上げ局面なので、株安のヘッジにならない。買うのは利上げが止まる「第 2 局面」から

月曜シナリオから足し上げた向き
S140%→横ばい過去の似た日 45 日: 上昇 53% / 平均 +0.07%持たない。4,075〜4,215 のレンジ内では売買しない 資料
S225%↓換金売りで一時安過去の似た日 97 日: 上昇 36% / 平均 -0.33%持たない。急落は買いの合図ではない (資金運用業者の買い越し 107k 枚が残る) 資料
S320%↓金利高で重い過去の似た日 40 日: 上昇 55% / 平均 -0.05%4,075 割れとドル指数の上昇がそろえばスタグフレーションの判定 1 つ。株の売りを維持する材料に使う 資料
S410%↓小幅安過去の似た日 84 日: 上昇 61% / 平均 +0.32%資料と逆持たない 資料
S55%↑小幅高過去の似た日 26 日: 上昇 81% / 平均 +1.13%持たない 資料
根拠
  • 実質金利は約 3%、FRB は利上げ局面 資料
  • 実データ: 水曜 (株安の日) に −1.5%。60 日高値 4,696 から −11%、50 日線 4,331 の下 追加
  • レンジ 4,075〜4,215 の幅 140 ドルは 1 日の平均値幅 (ATR) の約 2 日分しかなく、レンジ内の売買は割に合わない 追加
  • 保有コストは年約 −4〜5%。10% 超の値動きを期待できなければ持たない 資料
判断の線
  • 4,350上抜けたら FRB の利上げサイクルの終わりを示唆 資料
  • 4,215レンジの上 資料
  • 4,075レンジの下。割れてドル指数が上昇ならスタグフレーションの判定 資料
  • 3,900下抜けの目安 (スタグフレーションの確認) 資料
  • 買いの条件米 10 年債が 4.80% を割り、FOMC が利上げの姿勢を取り下げた後 (おそらく 11 月以降) 資料
今週の材料
  • 10/21 米 20 年債入札 (不調で 10 年債 5.20% 超ならスタグフレーション警戒)
  • 10/22 米 5 年 TIPS 入札
  • 10/28 FOMC
やらない
  • 金を暴落のヘッジとして買う
  • 買い越しが重いからと売る

原油

様子見

売らない (資料)。上に行くかは中東 (S3) 次第。新規の買いは見送る (追加: 上値抵抗までの距離に対して 1 日の値幅が大きすぎる)

月曜シナリオから足し上げた向き
資料の方向確率

右はブレントの方向確率 (資料)。左の足し上げとは一致しない。資料は原油固有の材料 (Eurasia Group の悪化確率 65% など) を別に挙げている

S140%→高値圏でもみ合い過去の似た日 45 日: 上昇 49% / 平均 -0.29%触らない。WTI 11 月限は 10/20 が取引最終日 資料
S225%↓景気懸念で小幅安過去の似た日 97 日: 上昇 49% / 平均 -0.01%売らない。期近が高い状態で、売りはロールで月約 −2.4% 資料
S320%↑ブレント 110〜112 ドルを試す。上値抵抗 114.5〜115過去の似た日 40 日: 上昇 100% / 平均 +5.38%資料に買いの指示はない。ブレントが終値で 115 を超えたらスタグフレーションの判定 (株の売り維持、ドルスイスの売りはやめる) 資料
S410%↓−5〜10 ドルの急落過去の似た日 84 日: 上昇 63% / 平均 +0.21%似た日の定義 (S&P500 +1.5%) は中東の緊張緩和を区別できず、原油の向きとは比べられない売らない。合意の報道で落ちても、選挙前の合意は 10〜15% と低い 資料
S55%→影響小過去の似た日 26 日: 上昇 58% / 平均 -0.81%触らない 資料
根拠
  • 期近が高い (WTI 11 月限と 12 月限の差 +2.39 ドル)。売りは月約 −2.4% のコスト、買いは同じだけプラス 資料
  • Eurasia Group は事態悪化の確率を 35% から 65% に。ホルムズの攻撃は 10/16 までの週で開戦以来最多 資料
  • 実データ: WTI は 60 日の安値 73.5 から 101.6 ドル (+38%)。20 日の実現ボラは 38.6%、1 日の平均値幅は 3.7% 追加
  • ブレントで見ると上値抵抗 114.5 まで約 +4%。1 日の値幅 3.7% に対して小さく、損切りと目標の比が合わない 追加
判断の線
  • ブレント 120超えるとスタグフレーション・金利ショックのレジーム 資料
  • ブレント 115 (終値)スタグフレーションの判定 資料
  • ブレント 114.5〜115上値抵抗 資料
  • ブレント 110〜112S3 で試す水準 資料
  • ブレント 109.86 / 106.515金曜の 12 月限 / 日曜の気配 資料
  • WTI 101.41 / 99.0211 月限 (10/20 最終日) / 12 月限 資料
  • ブレント 90 以下選挙後にイランが合意を急ぐ場合 (20〜25%) 資料
今週の材料
  • 10/20 WTI 11 月限の取引最終日 (チャートに約 2.4 ドルの下窓)
  • イランの米国案への正式回答
  • ホルムズの攻撃件数 (UKMTO)
  • サウジのヤンブー / ラスタヌラ / アブカイクへの被弾
やらない
  • 日曜の原油安を「合意の前兆」と読んで売る
  • 景気後退の取引として売って持ち越す
10 · その先

10/27 から 11/3 まで、判断材料が続く

レジームの判定は 1 回では終わらない。イスラエル総選挙、FOMC、日銀、米中間選挙の順に材料が出る。

日付イベント
10/27 (火)イスラエル総選挙
10/27〜28FOMC (据え置き約 85% / 利上げ約 15%)。10/28 英予算
10/28〜29ECB 理事会
10/29〜30日銀会合 (展望レポート)、米 7〜9 月期 GDP 速報
11/3 (火)米中間選挙
データと出典

グラフ: Twelve Data 日足・1h 足 (data/raw/td_*.parquet)。FRED: VIXCLS / BAMLH0A0HYM2 / DGS10 (data/macro, data/raw)。スナップショットは scripts/build_bubble_weekly_snapshot.py で作成し、後から書き換えない。

報道ベースの数字 (2026-10-18 の引き継ぎ資料による):

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