JONES.Q.HBSHybrid Structure機能ガイド v14.3
Q.HBS は 4つのタイムフレーム(週足・日足・4時間足・1時間足)のピボットを同時にマッピングし、複数TFが揃う「最強流動性ゾーン」を自動検出する構造分析ツール。手作業で描いていた複数TFのレベルを全自動化し、さらに 自動フィボナッチ・スコアリング・エンジンで最も関連性の高いスイングを選定、ATRスケール近接アラートで Discord 通知まで完備。「チャートの構造が一枚で丸見え」の実感。
01このインジで何ができるか
Q.HBS は シグナル発火型ではなく、構造マッピング型。チャートの骨組み(フレームワーク)を可視化し、他のシグナルツール(Q.ESS / Q.PRO / Q.ELA)の「下層レイヤー」として機能する。ただし単独でも使える、汎用性の高い構造分析ツール。
マルチTFピボット同時表示(W/D/4H/1H)
4つのタイムフレーム対応。各TFの直近の高値(High)と安値(Low)を水平線で自動描画。TF別のカラー・線スタイルで区別し、最大8本のレベルが視覚的に一度に把握できる。
EQH/EQL クラスター自動検出(Floyd-Warshall推移閉包)
複数TFのピボットが同価格帯に揃う現象を検出。「🔥 MAX Liq [EQH:W+D+4H]」というラベルで、揃ったTFを明示。3つ以上のTFが揃う最強サポート/レジスタンスをワンクリックで可視化。
流動性年齢インジケーター
24時間以上未テストのピボットに 「💧 Liq [Age: 5d]」ラベル。古い流動性 = ストップ注文蓄積候補。ストップハント狙いのシナリオ立案に活用。
自動フィボナッチ・スコアリング・エンジン
1H / 4H / Daily の3つのスイング候補を 3要素(アクティブ距離 / コンフルエンス / TF重み)でスコア計算 し、最高得点のスイングを自動選定。0.382 / 0.500 / 0.618 / 0.786 の4本フィボラインを描画。
ATRスケール流動性近接アラート
価格が任意の流動性ラインに ATR × 倍率 以内に接近した時点で Discord / Slack に自動通知。30分クールダウンで過剰通知を抑制。
フィボナッチ・ゴールデンゾーン進入アラート
価格が 0.500-0.618 ゴールデンゾーンに進入した瞬間、アラート発火。ローソク high/low または close モードで検出精度を選べる。
02チャートに出る表示
Q.HBS をメインチャートに適用すると、次の要素が overlay(チャートに重ねて)表示される:
① 4本のピボット・ライン(TF別カラー)
週足(W)= 橙、太実線
日足(D)= 金、実線
4時間足(4H)= 茶、破線
1時間足(1H)= タウプ、点線
各TFの高値・安値の計8本。各ラインに「W High 152.34」のようなラベルが付く。
② 🔥 MAX Liq クラスターラベル
複数TFが ATR×0.2 以内に揃った時、リーダーとなるラインに 🔥 マークと「EQH:W+D+4H」のように揃ったTFリストを表示。また該当ラインの幅が 2px に太くなる。最も重要なサポート/レジスタンス。
③ 💧 古い流動性ラベル
24時間以上未テストのピボット(ストップが蓄積している可能性)に「💧 Liq [Age: 5d]」「💧 Liq [Age: 36h]」などと年齢表示。ストップハント監視対象。
④ フィボナッチ・リトレースメント(4本)
最高スコアのスイングから自動計算した 0.382 / 0.500 / 0.618 / 0.786 ラインを描画。ソースTF色。ゴールデンゾーン(0.500-0.618)が最重要。
⑤ ゴールデンゾーン着色(オプション)
0.500-0.618 ゾーン内の価格バーが微かに着色される設定も可能。価格がこのゾーンに侵入した瞬間を視認しやすくする。
03はじめての使い方(5分セットアップ)
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チャートに追加
TradingView の指標検索で「JONES.Q.HBS」を選択し適用。メインチャートに直ちに4本のピボットラインが表示される。
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既定パラメーターで観察
Pivot Left / Right = 5 / 2 バー(既定)で開始。チャート上に W/D/4H/1H の高値・安値が自動描画されている状態を確認。チャートが見やすければ調整不要。
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🔥 MAX Liq と 💧 年齢ラベルに注目
複数TFが揃ったレベル = 最強サポート/レジスタンス。古い流動性 = ストップハント監視対象。この2つのラベルを意識するだけで、チャートの構造が一気に明確になる。
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フィボナッチラインを確認
チャート上部に 4 本の Fib ライン(0.382 / 0.500 / 0.618 / 0.786)が自動選定されている。ゴールデンゾーン(0.500-0.618 間)がどこにあるか把握する。
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Discord 通知をセット(オプション)
TradingView のアラート作成:条件「JONES.Q.HBS」→ Webhook URL に Discord / Slack。これで流動性接近と Fib ゾーン進入の通知が自動送信される。常時監視不要。
04パラメーター解説
Q.HBS のすべての調整可能な項目をグループ別に解説。初心者は既定値のままで問題ありません。
構造エンジン(Pivot Settings)
| パラメーター | 既定値 | 説明・効果 |
|---|---|---|
| Pivot Left Bars | 5 | ピボット検出時に左方向を何本のバーを見るか。値が大きいほど、より大きなピボット(重要度高)を検出。5 = 中程度の重要度。 |
| Pivot Right Bars | 2 | ピボット検出時に右方向を何本のバーを見るか。既定の 2 推奨。1 に下げると過剰検出、3+ に上げると重要度高いピボットのみ。 |
フィボナッチエンジン(Auto Fibonacci Engine)
| パラメーター | 既定値 | 説明・効果 |
|---|---|---|
| Enable Auto Fibonacci | ON | フィボナッチラインの描画を有効化。OFF にするとラインが消える。 |
流動性ロジック(Liquidity Logic)
| パラメーター | 既定値 | 説明・効果 |
|---|---|---|
| Liquidity Proximity (ATR mult) | 0.5 | 流動性ラインに接近と判定する距離。ATR × この値。0.5 = ATR の半分まで近づいたらアラート。小さいほど敏感、大きいほど鈍感。 |
表示設定(Visibility Settings)
| パラメーター | 既定値 | 説明・効果 |
|---|---|---|
| Show Weekly | ON | 週足ピボット(W High / W Low)の表示。 |
| Show Daily | ON | 日足ピボット(D High / D Low)の表示。 |
| Show 4H | ON | 4時間足ピボット(4H High / 4H Low)の表示。 |
| Show 1H | ON | 1時間足ピボット(1H High / 1H Low)の表示。 |
| Merge Cluster Labels | ON | EQH/EQL 検出時、下位TFのラベルを非表示にし上位TFのラベルのみ残す。ラインは消えない。チャート整理用。 |
アラートシステム(General)
| パラメーター | 既定値 | 説明・効果 |
|---|---|---|
| Output Format | Discord Embed | アラート出力形式。Discord Embed(推奨、視覚的)/ Plain Text(シンプル)/ Slack(Slack 用)。 |
| Target Timeframe | Auto | アラート発火対象TF。Auto = 全TF で発火。特定TF(5m / 15m / 30m / 1H / 4H / Daily)を選ぶとそれ以外では発火しない。 |
| FIB-ZONE: Fib Golden Zone Entry | ON | ゴールデンゾーン進入アラートの有効化。 |
| LIQ-NEAR: Liquidity Line Approach | ON | 流動性ライン接近アラートの有効化。 |
| LIQ-NEAR Cooldown (minutes) | 30 | 同じ流動性レベルへの再アラート抑制時間。30分 = 同じレベルでは最小30分間隔でアラート。0 = 無制限。 |
UI デザイン(UI Design)
| パラメーター | 既定値 | 説明・効果 |
|---|---|---|
| Label Size | Normal | ラベル文字サイズ。Small / Normal / Large。チャートの見やすさに応じて調整。 |
| Line Length (Bars Back) | 100 | ピボットラインを過去何本のバー分遡って描画するか。100 = 100 本前まで。値が大きいほどラインが長い。 |
| Weekly Color | #F37021(橙) | 週足ラインの色。RGB/HEX で自由にカスタム。 |
| Daily Color | #D4AF37(金) | 日足ラインの色。 |
| 4H Color | #5D4037(茶) | 4時間足ラインの色。 |
| 1H Color | #8D6E63(タウプ) | 1時間足ラインの色。 |
05推奨設定(時間足別)
| メインチャートTF | 推奨ピボットTF | フィボスイング中心 | 用途 |
|---|---|---|---|
| M5 — M15 | 4H + 1H | 1H / 4H | スキャルピング / 短期スイング |
| H1 | D + 4H + 1H | D / 4H | デイトレード全般 |
| H4 | W + D + 4H | D(推奨) | スイング・数日保有 |
| 日足(D) | W + D | W(推奨) | 長期スイング・週単位見立て |
- 全TF表示 + 1分足チャート: ラインが過密になり視認性が落ちる。分足の場合は 4H + 1H 程度に絞る推奨。
- Liquidity Proximity を 0.1 以下に: アラート過多でスマホが鳴り続ける。0.5 以上推奨。
- Pivot Left / Right を 1 / 1: ピボットが過剰検出されて意味喪失。5 / 2 がバランスの取れた設定。
- Line Length を 10 未満に: ラインが短すぎて過去の構造が見えない。100 以上推奨。
06アラート・通知の設定方法
Q.HBS の 流動性接近(LIQ-NEAR)とフィボゾーン進入(FIB-ZONE)アラートを Discord / Slack に自動配信する手順:
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Discord / Slack の Webhook URL を取得
Discord の場合、サーバー設定 → ウェブフック → 新規ウェブフック作成 → URL をコピー。Slack も同様に Incoming Webhook を作成。
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TradingView でアラート作成
チャート右上「アラート作成」→ 条件:「JONES.Q.HBS」を選択 → メッセージ:`{{strategy.alert_message}}`(重要)。
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Webhook URL を入力
アラート設定画面の「通知」→ Webhook URL にペースト。テスト送信で動作確認。
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TF フィルタとシグナルトグルを調整
Target Timeframe: 特定TFのアラートのみを受け取りたい場合は指定。Auto でいい場合はそのまま。
Signal Toggles: LIQ-NEAR と FIB-ZONE の有効化を確認。 -
アラートを有効化
チャートの「アラート作成」ダイアログで「作成」。以降、条件発火時に Discord / Slack に通知が届く。
- Discord Embed(推奨): 視覚的で詳細。色分けされ、現在価格・ターゲット・信号内容が一目瞭然。
- Plain Text: シンプル。テキストのみ。サードパーティサービス連携時に汎用性高。
- Slack: Slack の Incoming Webhook 形式。Slack ワークスペースに直送。
07想定運用シナリオ
シナリオ 1: MAX Liq だけを意識する
Q.HBS をチャートに乗せて、🔥 MAX Liq [EQH:W+D] というラベルが出ているレベルだけ注視。複数TFが揃ったサポート/レジスタンス = 最強ポイント。価格がそこに接近したら警戒、突破したら戦況が変わったと判定。ピボット手描き不要。
シナリオ 2: フィボナッチ・ゴールデンゾーンでスイング狙い
H1 / H4 チャートで Q.HBS を表示。4本のフィボラインが自動選定されている。0.500-0.618 ゴールデンゾーンの位置を確認。価格がそこに進入したら、ローソク拒否パターン(上ひげ / 下ひげ)を待ってエントリー。TPはスイング高値/安値。スイング描画スキル不要。
シナリオ 3: 構造フィルタとしての Q.ESS / Q.PRO との組み合わせ
Q.HBS + Q.ESS(または Q.PRO)の2本立て。Q.ESS のシグナルが発火する時刻を確認。そのシグナルが 🔥 MAX Liq から ATR×0.5 以内、またはフィボゴールデンゾーン内 に位置しているか確認。YES = 構造×シグナルのコンフルエンス → 実行。NO = スキップ。期待値が劇的に上がる。
シナリオ 4: 古い流動性ハンティング
💧 Liq [Age: 5d+] ラベルが付いたレベルを監視対象に。価格がそこに接近したら、高い確率でストップハント・スイープが発生。鋭いヒゲで突破して即反発する動きを狙い、突破逆方向でエントリー。または、力強く確定突破した場合はトレンドフォロー。ATR と価格挙動で両シナリオを判別。
シナリオ 5: Discord 駆動アテンション管理
Q.HBS の LIQ-NEAR / FIB-ZONE アラートを Discord に接続。朝チャートを開かず、通知が来た時だけ確認。通知内容に現在価格 + ターゲット価格が埋め込まれているので、緊急度を即判定。スマホからチャートを確認→エントリー検討。相場に張り付く必要ゼロ。
シナリオ 6: Q.HBS アラートを外部システムのゲート条件に
Q.HBS 発火を「構造イベント」として外部システムに供給。例:「価格が W+D EQH クラスターに ATR×0.3 以内 = 構造ゲート ON」→ 別の自動売買EA が Q.PRO QUANT シグナルをそのときだけ執行。単一シグナル実行より 2 重フィルタで期待値最大化。
シナリオ 7: マルチタイムフレーム結合ロジック
複数TFチャートで Q.HBS を並行監視。D チャートの MAX Liq が形成された → H4 チャートでゴールデンゾーン確認 → H1 で精密エントリー。TF 跨ぎの段階的絞り込みで、最高確度の局面のみ実行。スキャルピングから長期スイング迄、応用範囲無限大。
08他の Q.* インジとの組み合わせ
Q.HBS 単独でもシグナルを発火させることはできるが、真価は Q.ESS / Q.PRO / Q.ELA のシグナル発火を構造的に検証する「フィルタ」として機能するとき。組み合わせることで期待値ジャンプを実現。
Q.ESS / Q.PRO との連携
Entry Signal × Q.HBS 構造フィルタ。Q.ESS が発火した → その瞬間 Q.HBS のゴールデンゾーン内か?MAX Liq 付近か?両方 YES なら「構造コンフルエンス」と判定、実行。NO なら待機。
Q.ELA との連携
Q.HBS の MAX Liq + Q.ELA の 🛡️ SNAP(物理的支持層)が重なる → 最高確度。数日に 1 本程度の希少シグナルになるが、成功率が劇的に上がる。
Q.XRY(ボリュームプロファイル)との連携
Q.HBS の流動性レベル + Q.XRY の Naked POC(ボリュームピーク)が重なる → 「機関の積み場所 = 価格発見ポイント」と確定。サポート/レジスタンスの信頼度が最高。
Q.MAC(マクロ整合性チェック)との連携
Q.HBS の構造レベル + Q.MAC のマクロ環境整合 → ファンダ・テクニカル両面で正当化された動き。無理な逆張りを回避。
Q.CCY(通貨強度)との連携
Q.CCY でクロスペア候補を絞る → Q.HBS で各銘柄の構造をチャート分析 → 最も構造的に有利な銘柄へ集中。28 通貨ペアのスクリーニングが体系的に。
09よくある質問・トラブルシューティング
10アップデート履歴
• 従来の use_alerts 設定廃止 → 統一アラートシステムに一本化
• Discord Embed / Plain Text / Slack の出力形式選択可能
• Target Timeframe フィルタ追加(特定 TF のみアラート)
• LIQ-NEAR Cooldown(デフォルト 30 分)でアラート過多を制御
• FIB-ZONE / LIQ-NEAR の個別トグル ON/OFF 実装
• REDFOX Webhook(内部運用専用)対応
• Floyd-Warshall 推移閉包アルゴリズムの最適化
• EQH/EQL 検出精度向上
• クラスターラベルの表示ロジック改善
• マルチ TF ピボットマッピング(W/D/4H/1H)
• Auto Fibonacci Engine
• 流動性年齢インジケーター
• ATR スケール近接アラート
マルチタイムフレーム流動性レベル + 自動選定フィボナッチ・ゴールデンゾーン + ATR スケール近接アラート ─ 構造分析の決定版。
Q.HBS は Ultra / Quantum パッケージのみ。Professional パッケージには非搭載。
JONES.Q.HBS は 過去のテクニカル分析用ツールであり、将来の価格を保証するものではありません。 本ガイドの内容は教育目的です。投資判断は自己責任で行い、十分なリスク管理の上での運用を推奨します。 本インジケーターの使用による損失について、Team REDFOX は一切責任を負いません。 デモ口座での十分なバックテストの後、自己責任で本運用へ移行してください。